ベンチャー社長が、5月1日(日)から5月3日(火)まで熊本へ行ってきました。1/3

5月 05, 2016 / / 0 コメント

こんにちは、株式会社セームページの高木です。

今回の熊本地震にあたり、弊社では住める場所を探している被災された方と、住む場所を提供してくださる方をWEB上でマッチングすることができるサイトを運営しております。

このシステムを開発してて、ニーズは高い確率であると思いつつ現地熊本、大分へ届いている感触が掴めず、知人のインキュベーター(コンサルみたいな人)の現地へ行けば?というアドバイスで、目的も定まらない状態で5月1日現地へ向かうことが決定しました。

ちなみに先日倒産よりビジョンは、いつも集まってる経営者のMTGで、ベンチャーにビジョンは必要かという話題になり、メンターの人から言われた言葉。※誤解を生みそうなのでタイトルを変更しました。

ベンチャーは、事業を継続させることが優先度が高い場合が多いので、お金儲けに制約がつくビジョンは、事業が固まらないうちはしない方が良いという意味。

僕もその意見には同意で、DMMの亀山社長はその点普通で正直だから好きだけど、いろんな会社が自分の商売に影響が出ないように、もしくは良い影響が出るように、被災地支援をしてるけど、根っこにあるのは、社会よりお金を優先している。それを良いことか悪いことか判断するのが問題ではなくて、単純に我々はお金や事業の安定より、ビジョンというか心の痛みが大事なので、実際にこのサービスで支援することを決めました。外は外、うちはうちて話です。

ちなみにセームページのビジョンは、「世界中の情報格差を無くして、優秀な人に公平な機会を与える」です。

もちろん会社つぶれないように頑張ります!

Web開発やホームページ作成のお仕事もどしどしお待ちしております!

行く前に、疲れから帯状疱疹らしきものが出てて病院行ってペニシリン系抗生物質をもらった。

ボランティアの方は、現地行く前に薬は、用意するのを強くおすすめします。

銀のベンザブロック、抗生物質、帯状疱疹の錠剤を飲んでたんですが、銀のベンザが効く。中毒になる人もいるらしいけど、薬で一時的でも動けるというのは、現地でとても助かった。あと、現地でお灸もして、体弱かったからこそ、こういうことを覚えてなんとか動けることに、恵まれてるなーと感じた。

当日5月1日朝にボランティアのような形で手伝ってくれてる高橋くんが、航空券買ってなかった。なので、急遽僕だけ朝に熊本入り。

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飛行機の中でワシントンの日本大使館に3年務めた後、松下政経塾の方と隣りに座る。

真城町のボランティアセンター運営をされてて、現地の状況で以下の様なことを聞く。

県外からのボランティアの受け入れを断ってるけど、実際に来たら受け入れてる。

泊まる所ありますか?みたいなボランティアや中学生もなにかしたいと言ってきて、気持ちは嬉しいけど運営のリソースがとられる。

それを聞いて、ボランティアてスキルセットを見て振り分けや落としたり出来ない。その仕組だと運営もボランティアも現地への貢献ベースで動けないんじゃないかと感じた。その後その人にこういったサービスを使う妊婦さんや、小さいお子様がいるお母さんはどこにいるかヒアリングしたが、そういう視点で見てなかったので心当たりはないとのこと。

空港へ着いて、レンタカー屋さんへ空港内も一部倒壊してて中が通れないため、外から迂回してレンタカー屋さんへ向かう。そちらの受付で40歳ぐらいの女性に車中泊のことについて聞くと、少し前までその方も車中泊してて、今は家で寝てるけど子供は怖くて2階に上がらないとのこと。まだまだ周りには車中泊してる人をよく見るとのこと。

その後、松下政経塾の人を真城町のボランティアセンターへ送った際に、社会福祉協議会の方でそちらを取りまとめている方を紹介いただき、そこから災害対策本部を案内される。

避難所と併設されている災害対策本部に行って、そちらに勤めてる保健師さんに話をさせてもらったが、今のところ妊婦さんや小さいお子様がいるお母さんが車中泊で困っているという相談は受けてないとのこと。相談が上がったら紹介してみますと言ってもらえた。

現地の避難所を見て思ったが、高齢者が多いし、熱いし、仕切りは無いわで、車中泊のほうが良いかもなーと感じた。後で分かるが、1人いびきがうるさいと寝れない事がわかった。

その後、近くの保育園へ向かったが、園長先生が不在で来れる日に改めて電話する旨を伝える。車中泊で県外へ移動したい声が上がってるか聞いたが、ここに来れるのは、被害が少なくて余裕のある人だから、ちょっとわからないとのこと。

その後、現地スタッフの人に電話して、現地の情報や美味しいお店を聞く。その後車に、無料宿泊所紹介のバナーを貼る。

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日中は凄い熱く、現地の人でクーラー無いところだと大変だなーと避難所の人たちのことが頭をよぎった。

車中で少し会社の仕事をした後、17時くらいにコンビニで冷やし中華を買って食べる。

空港にて高橋くんを迎えに行く。レンタカー屋さんで免許の登録をして高橋くんも運転が可能に。

夜に予約していたゲストハウス阿蘇び屋熊本店さんへ宿泊。現地の店長からここらへんでも車中泊してますよと聞いて、高橋くんが行ってみてサービスの紹介をしようとしたが、寝ていたとのこと。

阿蘇び屋さんにも支援物資が、2畳スペースぐらいで色々あった。避難所だけでなく、ここにも届いてるんだ。

一日目終了。

明日は、助産師会や市の方とお話する予定。

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